久しぶりに盆休みで時間が出来たので大宮方丈記を書いてみようと思います。
ハップルはすべての銀河が地球から遠ざかっていることを発見し、そこから宇宙は膨張していることを予想しました。そこから類推すれば昔宇宙はもっと小さかったことになります。そしてよりさかのぼれば宇宙の始まりを計算することができます。宇宙の始まりは約140億年前にビッグバンから始まったことになるようです。今ではこのことを疑っている人はいないと思います。小さな高温高密度の原子のような宇宙から急膨張し今のような宇宙になったようです。それなら原子のような宇宙の前はどうなっていたのかという疑問がわきますが、それは量子的なゆがみが発生し宇宙が誕生したらしいです。あまりにも難しくてよくわかりません。しかしこの種の疑問はどこまで行っても解決しません。なぜ量子的なゆがみが発生したのか。なぜ何もない無ではいけないのか?宇宙も地球も人間も動物も山も川も私たちの理解をはるかに超え、ただただ不思議といわざるを得ません。
人間がおかしな考えをもたなければすべてのことが完璧に存在しているように思えます。存在するためにあらかじめ完璧にセットされているようです。このことは何かに似ています。私たちがCDやDVDをパソコンにセットすると突然モニターに画面が現れ画像が展開していきます。
映画であれば、登場人物は画面の中ではリアルな人間のようにふるまっています。しかしそのビデオは誰かが作ったものです。ひょっとすると私たちの宇宙も誰かが宇宙スーパーコンピューターのスイッチをいれCDを入れ始まったのかもしれません。私たちが現実と思っているものはPCのなかでのイメージかもしれません。もっと進化した生命がCDを入れ突然画面が現れ宇宙ができ、やがて地球が出来たのを確かめてから全ての行動をシュミレートされた人物(私たちの事)が演技をしているのを観察し楽しんでいるのかもしれません。このような考え方は突飛なようですがあってもおかしくはありません。しかしそれでも進化した生命はなぜ存在しているのかという疑問は解決しません。
こんなことを毎日考えていたらとても幸せな人生です。