正月を皆様はどう過ごされたでしょうか。最近日本は休みが多く私のような仕事中毒な身には長期休暇は退屈で堪えます。大企業や公務員ならいざしらず、中小企業やパートの人にとっては労働日数や稼働日数が少なくなれば収入が落ちるので、休みが多いのも考え物です。こんなネガティブなことを考えているのは私だけでしょうか?
さて久しぶりの大宮方丈記ですが、今日はまた二上山に住んでいた時代の不思議な体験です。
ある日曜日の午前の事です。私は大阪阿倍野の旭屋(今はあるのでしょうか?)に専門書を買いに行こうとドライブがてら車で出かけました。その日は行楽日和のため大阪方面から国道165号線を利用して奈良方面へ行く車が多く二上山周辺は非常に渋滞していました。
近鉄南大阪線の二上山駅から小さな市道が近鉄大阪線の二上駅までゆっくり下り坂になっています。その道が165号線と交わる交差点は点滅信号でした。大阪方面行はすいていて黄色の点滅信号だったので私はそのまま走りすぎようとしました。その時突然対向車線の車と車の間から自転車に乗ったおじさんが出現したのです。通常速度で走っていたため、私は急ブレーキをかけましたが間に合いませんでした。
「人をはねてしまった。もうこれで俺の人生は終わりだ。」
と思ったとき、そのおじさんは私の車の中をすり抜け交差点を渡ってしまったのです。そして私に手を振って去っていったのです。起こったことが信じられなかったのですが、対向車線の車のドライバーも何が起こったのかと目を大きく開け私をじっと見ているではありませんか。交差点だったのでいつまでも停車していることはできませんので、その場を去りましたが不思議さよりも人を引かなくてよかったという安堵感の方が強かったのです。
二上山に住んでいるときは不思議なことがよく起こりました。きっと二上山はパワースポットなのかもしれません。今の仕事を引退した後は人生最後の楽しみとして、不思議なことやスピリチュアルなことを研究することを生きがいにするのもいいかもしれません。
信じるか信じないかはあなた次第です。